懐かしいペットとの生活

新型コロナウイルスによる自粛続きで、あまり外には出られない毎日で、これまでよりもインターネットを見る時間が圧倒的に増えた。

幸いなことに、今の私たちにはInstagramにTwitter、Facebookなどと様々な情報発信ツールがあるおかげで、そこまで退屈することもない。毎日、これらの情報発信ツールを見る中で私の心を癒してくれるのは、やはり愛らしいペットの動画や画像だ。飼い主と戯れてはしゃいでいる犬や、飼い主に抱かれて心地良さそうに眠っている猫の画像は見るだけで温かい気持ちになる。私も5年ほど前までハムスターを買っていた。家族全員が毎日のように手に乗せて遊んだり餌をあげたりと本当に可愛がっていた。

始めは、ペットを飼うことに反対していた父が、会社の帰りに大きなハムスター用のジャングルジムを買ってきたときには家族全員が驚いた。ハムスターが病気になった時に、幼かった私は雨の中、カゴを抱えて動物病院まで走って風邪をひいてしまい、熱を出してしばらく寝込んだことも今となってはいい思い出だ。

そんな家族全員の愛情を一身に受けて育っていたハムスターが亡くなった時は、家族の誰もが悲しんでしばらくはその悲しみから立ちなおれなかった。ハムスターが生きていた時は頻繁に通っていたペットショップには、自然と誰も立ち寄ることはなくなり、食卓でもハムスターの話は、それとなく避けていたような気がする。私は空になったカゴを洗いながら涙を流して、もう二度とペットは飼いたくないと心に誓っていた。

しかし、あれから時が経ち、愛くるしいペットと戯れる人を見る度に、不思議なことに、また、ペットとの生活を送りたいと、あの頃を思い出してしまう。もちろんいつか別れは来てしまうのだが、あの悲しみが訪れてしまうのだが、それでもまたあの日の生活を送りたいのだ。こんな状況だからこそ、新しい家族を受け入れて、家族の空気を変えてみるのもいいのかもしれない。

犬猫ペット毎日の健康フード

結婚生活

家族で食卓を囲む時間が増えたこの頃。

ふと、母と父の出会いの話を聞いた。職場で出会った母と父。色々なところに出かけたり、時には喧嘩もしたり、結婚まで、そして結婚後に私が生まれてからの色々なエピソードを聞いた。家の押し入れから、分厚いベルベットのアルバムを出してきて写真を見ながら、私の知らない二人の思い出を話しなて笑い合っている二人は、本当に若返ったようだった。

初めてのデートで、靴擦れを我慢して歩いた母に気がついた父が、突然ドラッグストアで靴擦れ専用の絆創膏を買ってきたこと。父のさりげない心遣いに感動したが、実は母も絆創膏を持ってきていて言い出せなかったというエピソードに不器用な父らしさを感じた。二人が結婚して私が生まれた時の父の喜びようがすごかったこと。今の寡黙な父が私が生まれたことに、涙を流して喜んだと聞いて、私には想像もできなかった。

もちろん、駆けつけた親族も喜んだが、その中の誰よりも父がとにかく喜んだのだという。

私を初めて海に連れて行った時、私が迷子になってしまい必死に母と父が探したこと。どこを探しても全く見つからず、探し始めて4時間程経って日が暮れてきた頃には、もう私は帰ってこないではないかと本当に心の底から冷える思いをしたそうだ。私が見つかって、それ以来の五年程、このエピソードがあってなのかは分からないが、公園に行ったりプールに行ったりたくさんの思い出がある中で、私は海に連れて行ってもらった覚えだけがない。もうすぐ、結婚25年になる二人は私から見てもお似合いだ。

母は理想のパートナーを見つけられて幸せな生活を送ることができて満足そうだが、私にもきちんと素敵なパートナーは見つけられるのだろうか?喧嘩をしながらも、ささやかなことで笑い合えるような温かい家庭が築けたら、とても幸せだろう。これから、新たな出会いの中でそんな素敵なパートナーと出会い、色々なところへ旅行に行き、思い出を作って、私も母と父のようになれる日が来るだろうか。二人にはこれからも仲良く、元気で長生きして欲しいと思う。
理想のパートナーとの出会い